変圧器爆破で逮捕されたカリフォルニアの男、自宅に爆発物を所持していた＝警察

パシフィック・ガスと電力の変圧器2台を爆破した容疑で起訴されたカリフォルニア州の男は、自宅に大量の爆発物と不稼働のメタンフェタミン研究所を所持していた疑いがあると当局が発表した。

サンノゼ在住のピーター・カラセフ容疑者（36）は水曜日に逮捕され、破壊装置爆発罪2件、電線破壊罪2件、「変圧器爆破」に関連した放火罪など複数の容疑で起訴されているとサンタクララ郡副署長は述べた。地方検事のビクトリア・ロビンソン氏は金曜日、記者団に語った。

サンノゼ警察によると、事件は2022年1月と12月に2つの別々の場所で発生した。 爆発によりPG&Eの変圧器が損傷し、数千人が停電した。

刑事告訴状によると、容疑者は1月5日早朝、自転車に乗って小さなショッピングモールに向かい、PG&Eの変圧器ボックスの底近くにあったバックパックに点火し、すぐに現場から逃走する様子が監視カメラの映像に捉えられていた。

刑事告訴状には「この容疑者は意図的にこのような破壊と公共の安全への危害を引き起こしたと考えられる」と述べられている。

警察によると、メイシーズ店舗の外から3マイル離れた場所にある別のPG&E変圧器ボックスも、2022年12月8日早朝に同様に破壊されたという。 訴状によると、刑事らはこれらの事件に関連性がある可能性があると判断し、監視カメラの映像や携帯電話の着信音からカラセフ容疑者を捜索し、カラセフ容疑者は水曜日に職場の外で逮捕されたという。

ABCサンフランシスコ放送局KGOによると、水曜午後、大規模な法執行機関が彼の自宅に到着し、現在も活動を続けているという。

サンノゼ警察の巡査部長は「ここには爆発物があるだけでなく、麻薬の製造に使用される化学物質もある」と述べた。 クリスチャン・カマリロ氏はKGOに語った。

「住宅街で子供たちが家にいるという致命的な、致命的な組み合わせだ」と彼は付け加えた。

カマリロ氏によると、資料の量が多いため、警察は証拠の取り扱いと「安全化」を支援するために連邦政府のリソースを要請したという。

訴状によると、カラセフ容疑者は逮捕後の警察との取り調べで、「模型ロケット」に興味があり、それが自分が拘留されている理由だと考えたと述べたと伝えられている。

告訴状には「容疑者は自宅に令状が送達されていると聞かされ、モデルロケットに関連したものがあったので心配したと述べた」と述べ、「誤解される可能性があると供述した」と付け加えた。爆発装置としてはあったが、何かを推進するためのものだった。」

訴状によると、木曜日に容疑者の自宅を家宅捜索した際、刑事らは監視カメラの映像に映っていた1月5日の事件で使用された自転車を発見したという。

訴状によると、麻薬取締局の職員らは自宅のガレージで「使用されていない」覚せい剤実験室も発見し、カセレフ容疑者はアデロール不足の際にアデロールの代替品としてメタンフェタミンを使用したことを認めたとされる。

「化学物質の臭いが非常に強かったため、戦術部隊はガレージのドアを外して換気する必要があった」と訴状には記載されている。 「化学物質は子供が簡単にアクセスできる安全でない床に置かれていました。」

変圧器爆破の動機はすぐには判明しなかった。 ABCニュースはカラセフ氏の弁護士と連絡を取ることができなかった。

サンノゼ警察のスティーブン・アポンテ警察官は金曜日、KGOに語った。

ロビンソン氏によると、カラセフ容疑者は自宅で見つかった物品を破壊する装置を作成する目的で物品を所持した罪で起訴された。

同氏は金曜日の罪状公聴会で保釈なしの拘留を命じられた。 オンライン法廷記録によると、同氏は次に司法審問のため4月26日に出廷する予定だ。

KGOの報道によると、金曜日の公聴会で国選弁護人事務所は監視付き釈放を主張し、カラセフ氏は自動運転車を開発する会社のソフトウェアエンジニアで既婚で1歳から5歳までの3人の子供がいると述べた。

検察によれば、カラセフ氏は捜査が進むにつれてさらなる罪に問われる可能性がある。